digitalのブログ

徒然なるままに。成すがままに。

今日も今日とて

てんてんてん(スロット)に行きたい


こんな暑い日にはてんてんてん😵


とはいかずに今日は外に出て行く。

小説 国営パチンコ店 12回転目

荒木 承太郎の快進撃は大手企業の

喉元まで噛み付いていたが、最強の敵がラスボスとして君臨していた。

ラスボスの名前はハンマル。業界最強のブランディングホールである。


ちょっと力を貯める時期だと感じた

荒木は買収した企業の統一感を図る。

まずは日本アピール。日本人です!

安心して遊べます!

次に店舗数削減である。

共喰いも囲い込みもしない。

真っ向勝負にて出玉勝負。

潰した店舗は待機児童対策のために

保育園に変えたり、学童のため放課後デイサービスに変えていた。

質の高くて安いサービスを提供して

国からの補助金もしっかり職員に還元

している。分かり易く言えば、パチンコ業界の人の受け皿とさらに成長したい従業員の闘いの場を分けた。


学童の放課後デイサービスでは、

ダンス、英会話、SNSマナー、アウトドア、リアルママゴトが5科目となっていて大人から子供までが学べるシステムになっている。しかも、好きなものを楽しみながら学べるカリキュラムとなっている。


メーカーの買収も行なわれていた。

規模、販売期間を少なく、短くして

面白い台をハンマルより多く設置できたり、直営店を作ったりと幅を広げて行った。


荒木はいい事しかしていないが、実際に情熱を傾けているのはゲーム感覚での全国統一である。ラスボスが強いのでレベル上げしてる感覚なのである。



続く。


小説 国営パチンコ店 11回転目

若い世代はパチンコ店に行かなくなっていた。近くでミサイル発射実験をしている国の研究費用になっていると思ったり、実際に趣味、交遊費が少ない生活をしてたりと理由は様々だが。


ただ、ゲーム感覚でダンジョンを攻略したり、ゲームマスターになって名前を刻みたいという人間はどの世代にも

必ずいた。


全国のパチンコ店舗数は約8,000店まで減っていた。時代の波に流されて、確実にそして緩やかに減っていた。


ここでも1人の勇者が現れた。

M&Aにてパチンコ業界を日本人の業界にしようという考えを持った男。

その名前は荒木 承太郎。


九州から順番にバチバチにM&Aを仕掛けて、それはそれはまるで台風のように。通過すればするほどに経営の旗印は変わって行った。


国によってギャンブルのルールが整えられて、経済の力でも営業が整い始め

ていたのである。


続く。