小説 国営パチンコ店 2回転目
色々熱く真栄田さんは語っていたが、
俺と秦野さんは話の内容がさっぱり。
口が疲れもあってかポカーンとなって
話を聞いていた。
宮原さん「おーい!始めるぞー!」
無事仕事も終わり帰りのフェリーの
中でも真栄田さんは語っていた。
4号機の時代は設定がわかりやすく6
に座れたら90%勝てるとか、3号機の
裏物は周期抽選がなんたらかんたら。
と。とにかく熱い時代だったと。
今の時代は政府の方針で射幸性の高い
遊技は認めない方針になっている。
換金に関してはスマホゲームのレア
キャラでさえ金銭へ変わるのを取り締まるために、三店方式さえも撤廃となりマイナンバー確認後に発行されるPSカードに貯玉貯メダルする方法になっている。換金できるのは国の機関に
20%のギャンブル税を引かれてから。
1日3万円を限度に換金出来ていた。
そんなパチンコ業界の流れなど知らない世代はPSカードも申請せずに、現実の生活をしていた。学校や仕事に毎日
をすごしていた。
彼女が出来たとか別れたとか。
ゼミが希望のゼミに入った入れなかったとか。四暗刻単騎でトップ捲った捲られたとかが日常の話題になっていた。
続く。
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