小説 国営パチンコ店 32回転目
翼は日常の中では真剣に仕事に取り組み、非日常は雀荘で過ごしていた。
オンとオフのバランスが良くストレスコントロールができていた。
しかし、旅行に行くなら国営パチンコ店に行って王蛙を打ちたいとも思っていた。夏の休暇は時期をずらして取り
国営パチンコ店に行こうかと考えていた。そんな日常を過ごしてたらLINEが来てた。シロウ君だ。
「ついに挑戦するでー。良かったら来いや。」
彼はフロアマスターに挑戦するらしい。
「勝たないかんところで勝ってきたから俺は黒ブラのエースなんや。」って
配信動画で言ってたのを思い出していた。
「わかった!休み取って観戦に行く!でも、日中は王蛙を打ってるから!」
「了解。」とだけ返ってきた。
8月31日が決戦の時らしい。
国営パチンコ店の夜の部に開催する。
機種はフロアマスターが指定でその島は封鎖になる。
その島内の移動は可能で10時間の差枚
勝負となる。年に1回のフロアマスター戦は観戦の数がガツンと増える。
そんな中で冷静に立ち回るシロウ君の
姿が見えていた。
続く。
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