digitalのブログ

徒然なるままに。成すがままに。

小説 国営パチンコ店 23回転目

荒木承太郎はパチンコ店で初めて入場料金を取るシステムを採用していた。

125玉、25枚、500円のどれかで支払うシステムだ。


千台規模の店で延べ1,300人の入場者から500円の収益を得る事で、1日約60万円平均でホール運営費用をゲットしていた。


新台入替も2カ月に1回とし、経営のスリム化と安定感を出すことに成功していた。ハンマルの近くの店舗はいくら6号機でも設定6だけなら店は赤字である。入場料金はいい収益となり、ギリギリ利益が取れていた。