digitalのブログ

徒然なるままに。成すがままに。

小説 国営パチンコ店 20回転目

ギャンブルを税収に出来るように考えてPSカード法の原案を考えた鬼木慶次は外○省に出向していた。


上級官僚「なんとか税収をウチの省管轄下で得る事が出来ることはないか。」

鬼木「ギャンブル産業のインバウンドを国営パチンコ店で得るべきではないでしょうか。」


上級官僚「韓国、中国人から税収を得るのは賛成だがあいつらはマナーが

最悪だ。店の台が壊されたりするのではないか。」


鬼木「いえ、韓国、中国人をターゲットにするのではなく欧米、インドをターゲットにして行く方向です。」


上級官僚「ほう。どういう仕組みにするんだ。」


鬼木「富裕層はやはりカジノに行くのが今現在の主流です。それ以外の観光客が気軽に楽しめるシステムにしていきます。」


鬼木が示した案は以下の様な案。


外国人観光客のパチンコ遊戯の為に換金システムを現金化するのではなく、

旅行先での体験型イベントのクーポン券や、隣接するモールで使えるクーポン券、食事券にするシステム。


禁煙後進国の日本にはあまりないため、完全に禁煙の国営ホールを作る。


鬼木「ギャンブル産業の換金ではない税収で広く浅く、他の産業に派生する形で税収をするのです」


上級官僚「それではウチの旨味がないでしょう。わかりました。一週間の猶予をあなたにあげましょう。その間に利益になる方法を提案しなさい。」


続く。